建物構造の鉄筋コンクリート造について!メリットとデメリットも解説の画像

建物構造の鉄筋コンクリート造について!メリットとデメリットも解説

建物構造の鉄筋コンクリート造について!メリットとデメリットも解説

鉄筋コンクリート造(RC造)のマンションや一戸建ては、他の構造と比べて本当に安全で快適なのかと迷っていませんか。
高額な買い物であるマイホームの購入においては、構造に関するメリットやデメリットを理解しておかなければ、後悔してしまうリスクも伴います。
本記事では、RC造が持つ耐震性・耐火性・遮音性などのメリットとデメリット、RC造が向いている方の特徴を解説いたします。
ご自身のライフスタイルや予算に合ったマイホームを選びたい方は、ぜひご参考になさってくださいね。

鉄筋コンクリート造のメリット

鉄筋コンクリート造のメリット

鉄筋コンクリート造の家を検討する際、その特性を把握することが重要です。
まずは、鉄筋コンクリート造のメリットについて解説していきます。

高い耐震・耐火・遮音性

鉄筋コンクリート造の基本は、鉄筋とコンクリートが役割を分担しながら一体化している点です。
コンクリートは押される力に強く、鉄筋は引っ張られる力に強いため、地震の複雑な力に対して高い粘り強さを発揮します。
建物が重いため小さな揺れは伝わりにくく、大きな揺れでも、構造体が粘り強く変形に耐えることが可能です。
耐火性については、燃えない材料であるコンクリートが、火炎や高温から鉄筋を守る役割を担います。
かぶり厚さは、鉄筋を覆うコンクリートの厚みのことで、熱が伝わるのを遅らせ、強度が下がるのを防ぐ仕組みです。
遮音性については、重いものほど音を通しにくいという原理が働き、重い壁や床ほど音を減らす効果があります。

子育てや在宅ワークの快適性

日常の暮らしでは、遮音性の高さが子育て中の安心感につながります。
足音や泣き声など、生活におけるストレスを減らせるでしょう。
外からの騒音も入りにくく、駅の近くや大きな道路沿いでも室内の静けさを保ちやすい構造です。
また、気密性が高く隙間風が少ないため、エアコンの効率が上がります。
在宅ワークでは、会議の声が外に漏れにくく、外の音も入りにくいため仕事に集中しやすいでしょう。
さらに、重い床は上下階の床から伝わる音を抑えるため、夜間や早朝の生活音にも気を使いすぎずに済みます。

木造・鉄骨造の性能比較

木造は軽く加工がしやすいため、工事期間や費用面で優れていますが、遮音性や耐火性では鉄筋コンクリート造にかないません。
鉄骨造は粘り強さがあり耐震性に優れますが、遮音性や、火事に備えて耐火材で覆う必要がある点が課題となります。
鉄筋コンクリート造は、耐震・耐火・遮音性を高い水準で満たしやすい半面、建築費が高くなり、工事期間も長くなる傾向があります。
建物が重い分だけ地盤の状態に左右されやすく、場合によっては地盤の改良や杭を打つ工事が必要です。
資産面では、一般に法律で定められた耐用年数が長く設定されています。
法定耐用年数は、木造が22年、鉄骨造が19~34年であるのに対し、鉄筋コンクリート造は47年となっています。

▼この記事も読まれています
不動産購入時の手続きの流れについて!販売形態の違いや注意点も解説

知っておきたい鉄筋コンクリート造のデメリット

知っておきたい鉄筋コンクリート造のデメリット

前章ではメリットを述べましたが、もちろん注意点もあります。
ここでは、鉄筋コンクリート造のデメリットについて解説いたします。

建築費・管理費が高い理由

鉄筋コンクリート造は材料の種類が多く、鉄筋やコンクリート、型枠などの材料費が高くなりやすいです。
工事は、鉄筋を組み、型枠を作り、コンクリートを流し込んで固める、という工程が続くため、専門の職人と多くの日数が必要となります。
コンクリートを固める期間(養生期間)は、気温や湿度の影響を受けやすく、天候次第で工事期間が延びる可能性もあります。
また、建物が重いため基礎も大きくなりやすく、地盤が弱い場所では、地盤改良や杭を打つ工事の費用が追加でかかることもあるのです。
固定資産税は建物の評価額で決まりますが、鉄筋コンクリート造は耐用年数が長いため、税金の負担が高くなる傾向も知っておきましょう。

結露や室温ムラの対策

気密性が高いと湿気が逃げにくく、冬に壁面の温度が下がると結露しやすくなります。
結露は、カビやダニが発生する原因になるため、健康面への影響が懸念され、建物も傷みやすくなります。
鉄筋コンクリート造でのこれらの対策の基本は、24時間換気システムを常に動かすことです。
くわえて、お風呂や料理中は換気扇も使い、湿気を外に逃がしましょう。
また、家具は壁から5~10cmほど離して、空気の通り道を作ることが大切です。
窓は熱が出入りしやすい場所のため、内窓の設置や断熱性の高いカーテンを使い、窓の表面が冷たくなるのを防ぐとより効果的です。

リフォームの難易度

鉄筋コンクリート造には、柱と梁で支える「ラーメン構造」と、壁で支える「壁式構造」があり、リフォームのしやすさが異なります。
壁式構造では、建物を支えている壁(耐力壁)を取り払ったり、大きな窓を新設したりするのが難しくなります。
そのため、間取りの変更は、限られた範囲での工夫が必要となるでしょう。
ラーメン構造でも、床下の配管の位置には制限があり、キッチンやお風呂などの水回りを移動させる検討は複雑になりやすいです。
さらに、コンクリートを壊す作業は、大きな音や多くの粉じんが出るため管理が必要です。
また、片付けや運び出しにも時間と費用がかかり、建物が長持ちする分、大規模修繕の計画も長期にわたります。

▼この記事も読まれています
不動産購入時にかかる費用について!税金や住宅ローン保証料も解説

鉄筋コンクリート造がおすすめな方は?

鉄筋コンクリート造がおすすめな方は?

ここまで、メリット・デメリットを解説しましたが、どのような方に向いているのかもおさえておきましょう。
最後に、鉄筋コンクリート造がおすすめな方の特徴について解説していきます。

安全性を最優先したい方

地震への強さや耐火性を重視し、万が一の際の避難時間や、生活を続けられるように備えたい方に適しています。
交通量の多い道路沿いでも外からの影響を受けにくく、騒音や外の空気が入ってくるのを減らせます。
海や川の近くで水害が心配される地域でも、どっしりとした重い構造が安心感につながるでしょう。
また、家が密集していて火事が燃え広がりやすい地域では、外壁の耐火性が盾となって、もらい火の被害を抑えるのに役立ちます。
台風や突風による風の力や飛んでくる物にも強く、建物の外側が傷つく可能性を減らせる点も魅力です。

音やプライバシー重視の世帯

上下左右の生活音を抑えたい子育て世帯は、隣の家との壁や床が重いことのメリットを感じやすいでしょう。
交代勤務や夜勤があるご家庭でも、寝室の静かさを保ちやすく、しっかり休むことができます。
在宅ワークや配信、楽器演奏の趣味がある方も音漏れの心配が少なく、集中しやすいです。
さらに、プライバシーに関わる会話や電話も外に漏れにくく、心理的な安心感を得やすい点も魅力です。
くわえて、静かな環境は、勉強の効率や睡眠の質にも関係し、家族みんなのストレスを減らすことにつながります。

資産価値と長期保有を考える方

鉄筋コンクリート造は、法律で定められた耐用年数が47年と長く、税金評価や住宅ローン期間を踏まえた長期的な資金計画が立てやすい点が魅力です。
価値が下がりにくいため、中古で売却したり賃貸活用したりといった、将来の選択肢も確保しやすくなります。
また、大規模修繕の積立金や固定資産税など、長期間にわたる費用を管理できる方に向いた住まいといえるでしょう。
初期費用や地盤対策の費用を無理なく負担でき、堅実な返済計画を立てられることも前提です。
このように、住まいにかかる総コストを踏まえ、立地や管理状況まで含めて判断できる方に適しています。

▼この記事も読まれています
不動産購入における重要事項説明とは?確認すべきポイントや注意点も解説

まとめ

鉄筋コンクリート造は、耐震性や耐火性、遮音性が高く、木造や鉄骨造より法定耐用年数が47年と長い点がメリットです。
一方で、建築費や固定資産税が高く、気密性の高さから結露対策が必要で、リフォームの難易度も高い点がデメリットです。
安全性やプライバシーを重視する世帯、または法定耐用年数の長さを活かして、資産価値や長期保有を考える方に向いています。

いい部屋ネット熊本北店 株式会社アースの写真

いい部屋ネット熊本北店 株式会社アース

熊本県北部(北区・玉名・山鹿・合志)で不動産の取引に携わらせていただいております。
地域のために、未来のために私たちは頑張ります!

■強み
・インターネット無料物件あり
・家賃5万円以下物件あり

■事業
・賃貸物件(アパート / マンション / 戸建て / 駐車場 / 店舗 / 事務所)
・売買物件(マンション / 戸建て / 土地 / 店舗 / 事務所)